いつもクラブ高畠ワイナリーをご利用いただき、誠にありがとうございます。
今冬発売となりました、「2023亜硫酸塩無添加シリーズ」をご紹介いたします。

「亜硫酸塩無添加シリーズ」ワインは、「テーブルに並ぶお料理や食材を想定した” マリアージュ先行型のコンセプトワイン”」としてリリースし、毎年ご好評をいただいております。

そもそも「亜硫酸塩」とは何かというと、ワインの酸化を遅らせるための「酸化防止剤」で、ワインの品質を守る役割を持っています。
自然界に存在する成分である「二酸化硫黄」と「水」の反応によって生成される、酸化や微生物の繁殖を抑制する効果のある添加物です。
また、亜硫酸塩は、ワインのアルコール発酵の過程で、副産物として自然発生的に微量に生成される成分でもあります。

一方でこの亜硫酸塩にはクセがあり、これが含まれるワインを生鮮の魚介類と合わせると、口の中で生臭さが膨らみ、不快な味わいとなるのです。
この現象は「独立行政法人酒類総合研究所」の藤田晃子先生らにより、科学的に証明されています。
(学術論文邦題『二酸化硫黄がワインとシーフードの飲食時に感じる生臭いにおいと不快味の生成に及ぼす現象』

そこで高畠ワイナリーでは、通常のワインと合わせにくい新鮮な魚介類に的を絞った「亜硫酸塩無添加」のワイン造りが始まりました。
様々な比較検討と試行錯誤を繰り返し、製品化に至りました。
瓶内でワインの酸化を遅らせるために、抗酸化力が非常に高い「ビタミンC」を微量に添加しております。
2023ヴィンテージは、シャルドネ、マスカット・ベーリーAの2品種・3種類のワインを発売しております。
亜硫酸塩を添加しないことから、ぶどうそのもののフレッシュな味わいが生かされ、さらにお料理や食材との幅広いマリアージュを楽しんでいただけるワインとなっております。

たくさんの「無添加ワイン」が販売されておりますが、体に優しい上に、「食事をより楽しくするワイン」として、高畠ワイナリーの「亜硫酸塩無添加シリーズ」ワインをお選びいただけたら幸いです。ぜひご利用くださいませ!
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